と、ハナシのスタートはケッコウなトコロなのだが、何しろワシラには経験がないのだ。交通法規はどうする、どうやってヒトを集める。じゃぁ警察には誰が自首するのだ？
どうやら、道路交通法上はあんまり規定がなく基本的にはメーワクさえかけなきゃ良かろうというハナシになった（らしい）。そうは言ってもあまり多人数で行うとこれは集会行為となるわけで、しかるべきトコロにかくかくシカジカの文書を提出しなければならないらしい。
そのうち、ワタクシ知り合い一部のスケータたちが土曜の朝の上野駅に集合して、上野から日比谷までのシティランなるプロジェクトを立ち上げてしまったのである。
まぁ、そうこうするうちにワタクシ業務の都合上５月から７月は非常に忙しい状態となってしまい、なかなかオフラインの夜のミーティングにも参加できず、いよいよＴｉｍを迎えてしまうことになったのである。

ということで記念すべき Weekend Night Skate in Tokyo round one は Aug.8 1999 Pm18:00 に上野駅スタートで開催されたのである。
準備として、ヘルメット（ちゃんどワタクシは買ったぞ）、ヒカリもの、ワタクシは前日にパーティライト（プチンと折ると蛍光色が光り出すやつ）を購入、明るい色のシャツ、Tim にやるよと言われて未開の原住民のように喜んで頂戴したリストにつけるフラッシュライトを右手につけた。
Tim はスターウォーズに出てくるライトサーベル（のおもちゃ）を振り出し、（ちゃんとブイィンと音がするんだこれ）でへへと嬉しそうな顔をしている。
パーティライトをプチリと折って "Let's have a party!" ということで上野の車道を滑り出した。
コースは
上野→秋葉原→日本橋→銀座→霞ヶ関→国会議事堂→四ッ谷→新宿→新宿西口→代々木→千駄ヶ谷→渋谷（ハチコウ前）である。
合計時間約二時間、参加者は Tim, Saito, Aki and maji 以上４名である。本当はもう少し参加するはずだったのだが、突然出張を引き伸ばしたり、好きでもない仕事をして忙しそうにしたり、親を殺したりして参加できない輩が大勢いたことが残念じゃ（ふん、根性なしめ！）
ワシラ東京スケータなら、びびって絶対やらない混んだ車道を滑るってやつである。特に銀座４丁目あたりはケッコウみなみながびびってしまったのだ。なにしろ、 Tim ったら銀座４丁目を自動車みたいに右折しやがるのだ。こらぁ恐いぞ。
さすがの私たちもそれは止めて原チャリ方式の二段右折してしまったのだ。そう銀座四丁目で車道の真ん中を滑ってたの見かけた方、それワタクシたちです。

ということで、これは準備した方がよいと思われるもの。

Front Head Light

これ欲しいです。車のドライバーがいきなりドアをあけてひやりとした事がありました。ちゃんと前にもアピールしましょうね。これ Helmet につけると Good です。

PartyLitght

プチリと折るとランランとひかるアレです。コンサートなんかでよく使いますね。ケッコウ目立ちます。特に Green なんかが目立ちます。Pink や Blue は目立たない。ケッコウ「その気」になります。

Reflecter

Flash myself タイプのものがよいでしょう。意外と蛍光テープなんかはだめ。
リュックやヘッドギアの後ろにくっつけます。Flash Myself Type のものが Better です。とにかくドハデなもの推奨、恥ずかしい！と思うくらいの大阪的な根性がなければウィークエンドの東京は滑れません。

Constructer's Red Sign

こんな表現でいいのかどうなのか？ Tim は Start Wars の Light Saber を持ってきたが、ホラよく工事現場で交通整理のおじさんが持っているあれね。ケッコウ効果ありそうです。これ右手に持って後ろの「交通整理」が必要ですね。

Helmet

ヘッドギアはちゃんと付けましょう。それだけでニューヨーカーのスケータ気分が味わえます。

Full Protecter

そりゃ、車道をクルマといっしょに働くわけですから、しっかりプロテクトしましょ。

Blake Kit

町中滑るときの必需品です。Timはスキーのプルークの要領で一足一足「よし、よし」ってとまっておりましたが、ワタクシあれはできません。Ｔストップもいいけれど、やっぱり狭いところで安全に止まるためにはブレーキキットは欲しいですね。

つまりはやってやれないことはないということ。ニューヨークではとにかく Tim がやっているあのルールなのだろう。当たり前のようにスケータだとかサイクリストなんかが車道を走り回っているのだ。ヨーロッパではもっと恵まれている町もある。特にアムステルダムなんかは夏の夜の定番のお祭りだ。あるいはクルマを締め出した町。
道路は少なくともクルマとヒトのためにあるわけではない。そりゃ、自転車というトランスポータもあるわけだけど、それ以外の移動手段があっても良いわけだ。
ただし、自分の身は自分で守らなければならないということ。これ、自転車に乗っていてもいえるわけだよね。自転車ではライトオン。あるいはリフレクタが必要。これ結局ワシラスケータにとっても必要なのでしょうね。
それから、人があんまりやらないことをやるという快感。これケッコウ癖になりそうです。

Tim はいかにもニューヨークのぼっちゃんみたいな雰囲気だったのだけれど、いったん街に滑り出すととたんにたよりになるガイに変身するから不思議だった。とにかくリーダーシップがあって東京に来るにあたりしっかり準備をしていて、ちゃんとワシラを巻き込んで議題にしてくれた。とにかく彼には " Thank you everything "でした。
 

 
Hello Tokyo skaters.  I had a realy good time with you guys.  I must thank the following people: Maji and Nobu - The first two contacts I got in touch with in relation to ILS in Tokyo.  And also to Kazu, Tatsu, Saito, Kusada, Hiromu, Waiz, Yasushi, Noriko and Aki and anyone else I forgot to mention.  And I also must give a special thanks to Maji, Saito and Aki for joining me in the 1st Unofficial Tokyo Night Skate!!  I will keep in touch and let me know what's going on skate wise in Tokyo.